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2009アリランレース報告(前)
by 桂ちゃん

4月22日〜4月29日

日産マリーナ〜小戸ヨットハーバー回航
木塚、清水、ナルミ加藤さん


4月29日〜5月1日

小戸ヨットハーバー〜厳原(出国)〜釜山
堀田、木塚、川下、武田、服部
4月29日16:40小戸ヨットハーバー出航
 一週間にわたる回航でお疲れの木塚さんは休憩。オーナー武田ペア、川下服部ペアでワッチ2時間交代。天候穏やかで波もなく、月あかりとイカ釣り漁船のライトが一杯で快適な航行となりました。夜光虫の青白い光はいつ見てもきれいですねえ。

厳原への回航

4月30日4:50厳原入港
 朝食を食べられるお店を捜索しましたが、7時ごろからあいているところはなかなか見つからず、ホテルのバイキングにて朝食。艇長会議は噂どおりお寺で行われました。お寺の住職さんが事務局の方で、始め作務衣を着てすれ違ったと思ったらジーパンと派手めな服で登場、出国手続きなどの説明を受けました。

厳原にて

 13:00より出国手続き。それまでに買出し(氷)と、昼食をとりました。朝のバイキングでお腹一杯でしたが、生卵ののったちゃんぽん美味しそうでした。
お隣に横付けしていたリソターダ17:00出航予定と言うことで、あとをつけていくことにしてお昼寝タイム。とおもいきや、15時ごろ外があわただしい様子で起きるとお隣さん出航、その他係留ヨットもほとんどなくなっていました。後に続けとあわてて出航。対馬の上下の島の間を通るコース。ほとんど町もなく断崖の森が続く景色は最高でした。
夜になるため自衛隊の係留ブイで待ち合わせ、0:00島の出口浅茅湾まで誘導してくれるとのこと。2つのブイに4,5艇ずつ係留。JUSTは最後尾につけ、日の入りを楽しみながらの夕食。トンビににらまれつつもオーナー作のツナサラダとどんぶりをビール、焼酎片手にいただました。至福のひととき☆

休憩中

 出航予定まで時間もたっぷりみんなで休憩していると、なにやら風向変わったようで騒がしい様子。JUSTが最後尾と言うこともあり、何とかバックで引っ張ろうと四苦八苦しているうちに前の船に繋いでもらったロープほどけフリーに。月明かりもあることなので、このまま行ってしまおうかと予定より3時間早く21:00に出発。


 浅茅湾まで出るとまた眩しいほどのイカ釣り漁船に囲まれながら釜山を目指しました。
夜も明けると釜山の陸地も見えてきました、他の船に教えてもらいあわてて韓国旗、日本国旗とQ旗を掲揚。サイドステイに掲げた韓国旗は上まで上げないと半旗を意味するからよくないとのことで急遽木塚さんがハリヤードを身体に巻いてアクロバティックに旗の位置を付け替えました。シートを巻いていたので締め付けがきつく危うく息ができなくなるほど。行き帰りの回航全て参加もそうですが、木塚さんの元気なこと。まだまだお若いですね。

釜山入港前

5月1日7:20釜山港入港
 燃料チェックすると60?満タンに入れていた燃料が空っぽ。後で聞いたことには2500までのところ28000回転で回航していたため予想をはるかに超えて消費してしまったようでした。ガス欠ならなくてよかった。。。


 入国の際、検疫では一人ずつおでこの熱を測り、石鹸と消毒液をもらいました。それもそのはず、昨日の時点で話題の豚インフルエンザが韓国で感性疑い6名に増えていたのです。


 そのほか入国の手続きを終えたところでキムウォンホーさんと合流。キムさんは一度日産マリーナにヨットを見に来ており、JUSTにのって佐久島までご一緒していたそうで、日本語も英語もほとんど通じないけれど、オーナーのお友達なのでした。

キム・ホーさんと再会

 ひとまずランチに行こう行こうということで、荷物も持たずにご飯に向かいました。タクシーを拾うとキムさんは我々の泊まる予定のホテルを指示、荷物も何もないのでちょっと待ってくれと思いながらも、言葉通じず、まあ、キムさんの言う通りにしましょうと言うことで、ホテルへ向かいました。ハーバーから川を挟んだ向かいで直線距離は近いものの、橋を渡るとなる遠回りで歩いてはいけない距離。ひとまずホテル到着でチェックイン。ここでもキムさん初日分の宿泊代をお支払いいただいてしまった。さすがに9名分と結構な大金にもなりそれは申し訳ないのでこちらで払おうとするも、うまく行かずここはご厚意に感謝してということでひとまずホテルを後にし、お昼を食べに行くことにした。


 歩いてすぐのご飯が食べられそうなお店へはいり、ひとまず乾杯!!キムさんお任せで料理を注文。実はキムさんソウルの方で電車で3時間くらいかけてわざわざ足を運んでくれたそう。翌日は妹さんの結婚式のため今日帰らなくてはいけないんだと申し訳なさそうに話してみえたが、金曜日お仕事を休んで遥々着ていただいて、タクシー、ホテル、昼食代まで払っていただいて誠に申し訳ない、キムさんのもてなしに感謝感謝でした。

ランチタイム

 お腹一杯に食べた後、これから観光にどうかとお誘いいただいたが、荷物はハーバーに置きっぱなし、回航でくたびれ、翌日の賞金レースにもエントリーしていたためせっかくのお誘いですが艇長に(いや丁重に)お断りし、換金に連れて行っていただけるということでそれだけお願いをしてお別れしました。次回また、日本にまたはソウルで会いましょう!


 夕食はホテルのフロントで教えてもらった焼肉やさんに決定♪飛行機組みの小野さん、三浦くんと合流しタクシーで向かう。ビートルで渡ってきた山本さんは焼肉やさんにて合流。ビールで乾杯、ジンロも頼み、プルコギと塩焼きのコース、数種類のキムチ、サンチユ、ゴマの葉、青唐辛子、ニンニクスライス。お腹一杯食べた頃にご飯と味噌汁、チゲ鍋登場。キムチはいくらでもお変わり出てくるし、ほんとにボリューム満点。ソウルに良く仕事で来ていたという小野さんには韓国語でお姉さんにいろいろと注文いただきました。その他メンバーは韓国語ちんぷんかんぷん。
なんといっても食事代の安さに驚き、飲んで食べて23000ウォン。日本円で2000円くらい!??こうして特に回航組には貴重な陸地での夜を迎えたのでありました。

韓国料理

つづく

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