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JUST活動記録 2005年7月
2005年07月22〜23日
鳥羽パールレース

パールレーススタート前

JUST各位

 本日、東京組の岸田とKenとKenの奥さんの3人で表彰式に行って来ました。
 結果はORC_Aクラスで8艇中2位。ORCクラス総合で36艇中9位。まずまずの成績でした。
 レースの詳細は追ってホームページでご報告しますが、今回はなかなか過酷なレースでした。

 スタート後は晴天軽風のトロピカルレースであったのが、夕方から風が上がり、鳥羽レース恒例の「夜中の無風攻撃」も無く、夜が明けても平均27knot全編クローズの大波被り大会が続いていました。当初はワッチを組んで無理のないスケジュールを計画していたのですが、風が収まらずに結局オールハンズでフルワッチのサバイバルレースとなってしまいました。ここで岸田は体力の限界を迎え、「オーバーナイトレースからの引退宣言」をしたのですが、フィニッシュ後の達成感に前言を撤回した次第です。ヨットレースは過酷で辛いものですが、何故か病みつきになる魅力がありますね。

 ところで今回は、過酷なレースであったにも係わらず、回航メンバーはたったの3名で、おまけにフニッシュ直後の回航出発。回航メンバーの苦労と使命感に感謝です。萩原隊長以下3名に盛大なる拍手を送りたいです。


2005年07月24〜25日
鳥羽パールレース帰りの回航(江ノ島〜日産マリーナ)

パールレース帰りの回航

 今年の鳥羽パールレースは一晩中、25ノットオーバーのオールハンズフルハイク、大波被り大会になってしまいフィニッシュした時はさすがにフラフラ。私も結構へたばっていましたし、三浦君も熱出してフラフラだったので、最初は回航を見合わせようと思いました。

 しかしながら、台風が接近している状況でどうしてもホームポートに艇を持ち帰りたかったのと、外洋は風が落ちているという情報だったので、頑張って回航することにしました。

 レース中は30ノット近い強風が吹いた相模湾〜太平洋ですが、回航中は13ノット程度の東風で、ラフが裂けたNo.3を上げて機帆走で快調に走りました。うねりもほとんどありませんでした。

 皆さんが心配していた三浦君ですが、永松先生から貰った薬を飲んで一晩寝たら熱もおさまって、翌日から元気にしておりました。回航メンバーは私(萩原)と三浦君、BOREASから来た助っ人の平野君の3人で、2時間交代でデッキ上に2名、中で休む人1名でワッチを組みました。平野君は初めて一緒に乗ったのですが、よく気が利く優秀なクルーで、非常に助かりました。来年もパールレースに出たいとの事なので、是非ともお願いしたいと思います。

 回航は24日夜中の1時過ぎに岸田さん、ケンに見送られて江ノ島から出航し、25日の朝4時に無事、日産マリーナに入港しました。艇は当日の午前中に台風対策のため上架されました。セイルは乾燥させてロッカーに移動させましたが、その他の荷物片付けは次週(7/31)実施予定です。

 まあ、そういうわけでコンディションに恵まれた順調な回航で、レース後半で消費出来なかった食料を思いのほか減らす事が出来ました。楽しかったですよ。

 岸田さんが寂しい回航メンバーへ買い与えてくれたエロ雑誌(長距離回航でエロ雑誌を積むのはJUSTの伝統です)ですが、エッチなページは前半のみで取材内容も安易(というか想像力の少ないライターがてきとーに書いたのかという内容)で、後半は「中国宇宙開発のズサンな実態」といった意味不明の記事構成の連続で脱力してしまいましたが、ある意味楽しめました。回航メンバーの活力アップ?のために大枚をはたいて弁当、ビール、エロ雑誌を差し入れてくれた岸田さんの心遣いと男気に心から感謝します。

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