旅行ガイド

by  チャーリー岸田   

 昨日、知合いが韓国の旅行ガイドを見ていたので、それを見せてもらいました。
どの旅行ガイドにも、その国の言葉の簡単な会話が載っているのですが、皆、「こんにちは」とか「これはいくらですか?」とか、どの国にも共通するようなフレーズばかりで、その国の国情を考慮に入れていません。困ったものです。
 

  たとえば韓国では、女性が自分の箸を使ってお客に料理を食べさせてくれるのですが、このときに、「もうおなかがいっぱいです。」なんて言う韓国語を知らなければ、おなかを壊します。「こんなに辛いものは食べられません。」もあった方が便利でしょう。そういったフレーズを旅行ガイドに載せるべきだと思います。

  その他、各国別に、必要と思われる会話集を考えてみました。知合いに旅行社の人か、旅行ガイド出版関係者が居ましたら、このメールを転送して下さい。

<インドネシア>
 

「私はお土産を買いません。」
「私はそんなもの欲しくありません。」
「ガイドは一人で十分です。そんなに大勢来られても困ります。」
<フィリピン>
 
「私は怪しい者ではありません。だから銃を向けないで下さい。」
「私は日本の観光客です。お金は持っています。だから店に入れて下さい。」
<タイ>
 
「私は女が苦手です。だからあなたのお客にはなれません。着いて来ないで下さい。」
「私はオカマが苦手です。だから着いて来ないで下さい。」
「私は男も苦手です。そういう趣味はありません。だから着いて来ないで下さい。」
「私はそのような遊びをしに来たわけではありません。他を当って下さい。」
「パスポートを落としてしまいました。」
<サイパン>
 
「私をどこに連れて行くのですか? 私のホテルは反対方向です。」
「お願いだから、私のホテルに向って下さい。」
「ここはあなたの部屋ですか?」
「それ以上、私を挑発しないで下さい。私は誘惑に弱いのです。」


  おっと、サイパンは英語圏だった。

 

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